私は急変の対応や緊張感の高い職場が苦手ですが、老健はどうでしょうか?

 

介護施設は、病院と違い、治療が目的ではなく、ご利用者様の生活の場です。
その為、慢性期で、体調が落ち着いている方が対象となっており、病院ほど緊張感というものはありませんね。
しかし、いくら慢性期の方と言っても、ご利用者様は皆さん高齢者の方です。
ほとんどの方が基礎疾患を持っていますから、いつ急変が起こるかわかりません。

 

私が働いている老健には、100名のご利用者様がいるんですが、一日に急変が2、3名、という時も実際にあります。

 

夜間も看護師が常勤しているので、素早く対応していますが、昼間の急変と違い、夜間は大変ですね。

 

 

夜勤は、看護師が一人しかいませんから、急変が起きた時には、すべて一人で判断し、対処しなくてはいけません。
夜間はドクターがいませんから、とても緊張しますよね。

 

しかし、どんなに大変な時でも、看護師は、冷静に対応しなくてはいけません。
看護師が慌てていては、介護士も不安になりますし、周りのご利用者様も不安になってしまいます。
その為、心の中ではどんなに焦っていても、決して慌てずに、ご利用者様に声をかけながら、
安心してもらえる事を心がけています。

 

看護師の中には、パニックになってしまい、介護士に当たってしまう方もいるようです。
そんな時は、失敗したり、搬送先の病院とトラブルになったり、ご家族様からクレームがくる、
といった状況になってしまう場合がとても多いんです。

 

どんなに一刻を争う事態でも、新米看護師であっても落ち着いて介護士に指示を出し、行動をする事が、
スムーズに救急搬送し、他のご利用者様の不安感を抑える、という事に繋がります。

 

その点では、病院も老健も同じかもしれません。
いつでも急変は起こりうる、という事を、日頃から頭に入れておく事がとても大切です。