与薬の技術

病院では沢山の薬が使われていますが、その方法もいろいろですよね。
経口の他に、注射、散布、点滴、点眼、吸入など沢山の方法があります。
それに、同じ薬でも、患者さんの年齢や体重、病気の状態、体質によって、量が変わってきますよね。
でも、どんな薬でも副作用が起こる可能性があるので、投薬する際には注意が必要です。
経口からの投薬は、まず胃腸で分解されて、そこから薬が吸収されるんです。
そして、肝臓に入ると代謝が行なわれて、代謝されなかった物は腎臓に入り、
最終的には尿として排泄されるんですよ。(^^)

 

薬を投与する場合には、薬の形状によっても投与の方法が違ってきます。
カプセルになっている場合は、食道に張り付いてしまう事があるので、
多めの水と一緒に服用してもらうようにしています。
舌下錠は、飲み込んでしまったら効果がありません。
口腔粘膜から吸収される事で薬の効果があるので、飲み込まないように注意します。
注射での投与にもいろいろあるんですよね。
皮内注射、皮下注射、筋肉内注射、静脈内注射など、それぞれ吸収速度に違いがあるんですよ。
筋肉注射の場合は、吸収を促す為に、注射をした後に針を刺した部分のマッサージをします。
抗がん剤を注射する場合には、血管の外に薬が漏れてしまうと、組織が壊死してしまう可能性があるので、
かなり注意する必要がありますね。
その他、点眼を行なう場合には、容器が皮膚に触れないように注意しています。(>_<)

 

薬を投与する際には、誤投与をしないように、しつこいくらいに確認する事が大切です。
声に出して薬と患者さんの名前を確認したり、一人だけでなく何人かのスタッフで確認したり、
命に関わる場合もありますから、慎重に行なう事が大切です。